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2020.03.27

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【王紋】鑑評会出品酒の選定 

今年のお酒の仕込みもほぼ終わり、蔵の中は仕込みの道具を片づける日々が続きます。

今週のある日、杜氏とベテラン蔵人で利き酒をしていました。
実はこれ、4月後半に広島で開催される「令和元酒造年度全国新酒鑑評会」への出品酒を選んでいたのです。

「全国新酒鑑評会」は毎年4月に、広島の【 独立行政法人 酒類総合研究所  】で行われる調査研究を目的とした全国の清酒を一斉に官能検査で評価する大会です。要はこの冬に仕込み搾った新酒の中から、その年の出来の良い銘柄を決めていく全国大会です。
過去の審査結果・同行・傾向など、詳しい研究報告は酒類研究所のホームページに掲載されています
https://www.nrib.go.jp/kan/kaninfo.htm

出品酒を審査員が口にふくみ(官能検査)、それぞれのお酒の香り・味・そのバランスを評価します。
全国のお酒が出品され、4月の「予審」を通過すると5月の「結審」に進みます。「結審」の評価の結果、各都道府県毎に「入賞酒」、さらに優秀な「金賞酒」が決定します。

当蔵の「王紋」の評価は、入賞・金賞の受賞を繰り返しており、5年連続で金賞受賞したこともあります。
詳しい受賞結果はホームページに掲載しています。
https://www.ichishima.jp/company/
昨年度(平成30酒造年度)は金賞には届かず、入賞止まりでした。入賞でも評価されているのですが、市島酒造として今年度は【 リベンジマッチ 】なのです。

さて出品する今年度の「王紋」の出来はどうでしょうか?
同じタンクで仕込んでも、搾り方や火入れの具合、冷却過程を経て、香り・味わいが微妙に異なってきます。
杜氏と蔵人で、蛇の目模様の猪口にいれた新酒の色・透明度・香り・味わいをひとつひとつ確かめていきます。

喧々諤々、この日最後は2種類にまで絞り込みました。後日、それぞれのわずかな差異をもとに、受験勉強のように近年の「傾向と対策」を考えて、ひとつに絞り込みます。じつはこのブログを書いている今日の時点でまだ決まっていません(笑)
帰り際の杜氏に聞いたら、杜氏の中では決まっているようです。

細工は流々仕上げを御覧じろ、てわけです。
結果が出るのは5月です。お楽しみに。

新潟の酒 清酒王紋
新発田の酒蔵 市島酒造

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